白銀のユキノオーと歩む

2011年開設されたポケモン奮闘記。シングルレートをメインに活動中です。X(旧Twitter)も宜しく!

【剣盾シングルS23・非DM禁止伝説】復刻のノオーガブ!沈まぬ太陽

ご無沙汰しております。TNチアキあおいの名で活動しています。

かれこれ、1年間ちょっと更新が止まっていましたが、「ダイマックス無し」が非常に嬉しくて、2ヶ月試行錯誤していました。

 

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↑サムネ用(一応、レンタルは公開していますが、11月時点でダイマックスあり)

【実績】

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 今期最高7590位(最終日なので割愛)

 

いつものように、結果がそぐわない物の参考になれたら幸いです。何せユキノオーの使い手が居ないので、皆さんの力で発展させて欲しい限りです。(ほぼ言い訳)

【コンセプト&構築経緯】

絶対相棒である理由から、ユキノオーの軸になる構築を組むこと。

②伝説環境の中でも、環境トップのf:id:kimuratosio:20211101150400g:plainf:id:kimuratosio:20180714235754p:plainf:id:kimuratosio:20180521180404p:plainに対して勝率を伸ばすように意識をした。対面によるS操作とサイクル戦を仕掛けてくるので、「後出し+高速回復ソース」の禁止伝説ポケモンを探した結果。

f:id:kimuratosio:20211101160346g:plainよりもf:id:kimuratosio:20211101155547p:plain軸に落ち着いた。

f:id:kimuratosio:20181228010930p:plainf:id:kimuratosio:20211101155547p:plainだと、f:id:kimuratosio:20180402235551p:plainf:id:kimuratosio:20180518021819p:plainf:id:kimuratosio:20180521150733p:plainf:id:kimuratosio:20211101155622g:plainなどを強烈に誘うので、拘り眼鏡f:id:kimuratosio:20180515105220p:plainで補完した。また、特性MFの相性も良く、最低限のサイクル対面で処理を可能とする。不意に飛んでくるf:id:kimuratosio:20211101150400g:plain炎の牙による火傷もケア可能

f:id:kimuratosio:20181228010930p:plainf:id:kimuratosio:20211101155547p:plainf:id:kimuratosio:20180515105220p:plainだけでは、f:id:kimuratosio:20211101172245p:plainf:id:kimuratosio:20211101155622g:plainに不利対面の防止とサイクルのクッション枠にf:id:kimuratosio:20211101155723g:plainを採用。HBベースのf:id:kimuratosio:20180402235551p:plainも一時期使用していたが、体力管理と扱いに馴染まず。

f:id:kimuratosio:20211101160346g:plain自身では、f:id:kimuratosio:20211101150400g:plainを対策するには不十分と知り、おおよそf:id:kimuratosio:20180714235754p:plainf:id:kimuratosio:20180521180404p:plainなどの物理受けを起点に、残飯剣舞f:id:kimuratosio:20170504112401p:plainを採用。そのサポートをする為にもf:id:kimuratosio:20211101155723g:plainは欠かせない一員だった。

⑥残る最後の一匹は、最終日早朝に、試練の塔を受けたスカーフ枠f:id:kimuratosio:20171120164449p:plain水のf:id:kimuratosio:20211101155622g:plain

先制技に縛られず、回復ソース持ちの対面操作ポケモンだと思い、採用しました。

気合の襷f:id:kimuratosio:20180715004253p:plainf:id:kimuratosio:20211101181619p:plainf:id:kimuratosio:20180719121354p:plainf:id:kimuratosio:20211101172245p:plainf:id:kimuratosio:20180402235551p:plainなど意識。f:id:kimuratosio:20211101155622g:plainf:id:kimuratosio:20211101182703p:plainf:id:kimuratosio:20211101200931p:plainf:id:kimuratosio:20211101150400g:plainf:id:kimuratosio:20171117005711p:plainf:id:kimuratosio:20211101202546p:plainを担い、組み立てました。

 

【単体詳細】

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日食ネクロズマ

腕白 ゴツゴツメット

H201(228)‐A177‐B196(252)‐Cx‐D129‐S101(28)

H:ラッキー地球投げ意識 

B:A特化ザシアン インファイト(特性+剣舞1回)込み【確3】40.8~47.8%

S:余り(龍舞+1でS151)

 

伝説枠。

 龍舞1回で、S100族抜きの調整もあったのだが、コンセプトにあるザシアン構築に勝たなければ、EasyWinとならないので、極限まで防御に特化した。

おかげで、ザシアンをサンダーで対策していた頃よりも、精神衛生面でもノンストレス。

 積み技に「龍の舞」を採用しているが、「瞑想」にして「フォトンゲイザー」を特殊にすれば、相手の物理受けをも粉砕できる。特にサンダー等は、積みの起点に。

この場合でも、A下降補正の「メテオドライブ」は、ゴツゴツメット込みで倒せなくもない。スリップダメージの重要性を再確認した。

 

 また、強烈な選出誘導力で、ロトムやサンダーといったガブリアスの起点になるポケモンを誘うことも出来る。対面性能のおかげで、選出を助けてくれる。

時折、ユキノオーと同時選出をするが、日食ネクロズマの火力も不足している点を、霰補もらっている。注意点は、天候によりHP管理がし難いが、慣れば頼もしい。

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ガブリアス

陽気 たべのこし

H183-A182(252)-B116(4)-Cx -D105 -S169(252)

「スケルスショット」込み S253 

 

ポケモン界のイケメン主人公。構築の要の1つ。

 ユキノオーと同じく、DM環境の逆風を受けた彼は輝いてた。

襷の選択肢が一般的だが、「身代わり」の試行回数で、サンダーの「暴風」を避け、トリトドンの「熱湯」を「身代わり」を残しつつ、「剣の舞」をして全抜き態勢をしたりと、相手の低速サイクルをコントロール。霰との相性もよく、理想のノオーガブだった。

 「スケルスショット」の連発には、手に汗握る感動シーン。

受けループ入りのH224B161ムゲンダイナも、A +2の「地震」確1。

カプ・レヒレのMFを展開して置けば、C特化216命の珠込み「ダイマックス砲」も【確2】83.1~99.5%耐え(ジガルデ軸を使っていた発想)

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(おまけのワンシーン)

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ユキノオー

冷静 突撃チョッキ

H 191(204) -A114(12) -B96(4)-C158(252) -D110(36) -S72(0) S個体値31

B:A200悪ウーラオスの拘りハチマキ「暗黒強打」【確2】74.3~88%

C:黒馬バドレックス耐久無振り 「シャドーボール」【乱1】91.4〜109.7%

D:霰下C222カイオーガの拘り眼鏡「しおふき」【乱2】44.5~52.9%

 

誰もが待ち望んだ。そのポテンシャルと使用感は、正に現代に蘇るメガユキノオー!

 少々マニアックな話だが、知らない方もいるので解説。

メガ進化の登場したポケモンXYの頃から、HD調整は次第に浸透していった経緯がある。かつて、ゲッコウガのめざパ炎を受け止めて、「地震」で返り討ちにしたのも、良い思い出であった。

 時は剣盾時代。「突撃チョッキ」の考察も古き仲間達と話題になっていた。しかし、飛行の一環ダイジェットが、飛び交う為に採用には至らないまま、時間だけが経過したのだ。

 しかし、このルールでは、戦術の幅を狭めるダイマックスは無い。

 

 HBサンダーの熱風も、当時のように【確2】67.0~79.6%に抑えてある。それに、構築のコンセプトと相性が良い。

 カイオーガ構築に無類の強さを誇り、次点に黒馬バドレックス。イベルタルも役割対象としている。一見すると、ムゲンダイナにも有利に思えるが、火力が足りなく不利対面になるので、慎重に扱うのが望ましい。「シャドーボール」は、対黒馬バドレックスだが、ゴチルゼルヌケニン、ガラルヤドキングなどの牽制技で、構築の「見えないゴースト技の一貫」として重宝した。

 不意のザシアン構築のゴリランダーが、A194拘りハチマキ「馬鹿力」には愕然!忘れてはならない。

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カプ・レヒレ

臆病 拘りの眼鏡

H159(108)-Ax -B138(20)-C131(124)-D151(4)-S150(252)

H:16n –1意識

B:A222陽気ザシアン「巨獣斬」85.5~101.9%【乱1】

C:H196チョッキ霊獣ランド「熱湯」61.2~73.5%【確2】

S:ウーラオスやウオノラゴン意識最速

 

持ち物及び調整に悩んだ枠。彼女は振り回された筈

 上記のウーラオス、ウオノラゴン。受けループの崩し枠を牽引して貰った。序盤の技構成は裏にも圧力を掛けられる「自然の怒り」ステロなどが刺さるため「挑発」辺りが最適解だった。おかげで、ザシアン構築のバンギラス&ヌオーなど、勝率を高めた。

 だが、HBベースが故に、Sに振らない弊害も多く、拘りハチマキのウオノラゴンの「エラがみ」(S127以下の為K.O.される)や対面構築にいるスイクンにペースを取られたり、サンダーに余計な負荷を押し付けられたり……。easywinどころでは無くなっていたのも、解消できたのだ。

日食ネクロズマを通すため最低限の仕事をしてくれる。

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ガオガエン

生意気 オボンの実

H197(212)-A141(44)-B111(4)-C(102)-D154(236)-S58(最遅)

A:H178バンギラス ドレインパンチ69.7~83.1%【確2】

D:C217黒馬バドレックスの拘り眼鏡「アストラルビット」36.5~42.6%【確3】

 

【MVP】信用から信頼に変わった1匹。

最遅にすることで、カバルドンの欠伸を流しつつ「捨て台詞」で後者に繋げる低速サイクルの主人。クッション枠の為、HP管理を怠ると負けに繋がると考え、接触技「蜻蛉返り」は採用していない。黒馬バドレックス入りのカプ・テテフ、悪ウーラオスなどにも不利対面を作らせない強みが魅力である。無理矢理ではあるが、ゼルネアスのCを下げつつ、「フレアドライブ」で凌いだ試合があったが、正解では無いだろう。

ユキノオーと相性もよく、威嚇によるBの補完をして貰った。

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水ウーラオス

陽気 拘りスカーフ

H175-A182(252)-B121(4)-Cx -D80-S163(252)

 

今回のスカーフ枠。ユキノオー軸における耐性の優れた格闘枠である。

その容姿から見れば、悪ウーラオスと見分けが付かない。昔のメガリザードンXYを彷彿とさせる。私だけだろうが、それも含めての強さだろう。

「雷パンチ」は地雷技(リザードンXにインスパイアされた)であり、テッカグヤや伝説飛行ポケモンカイオーガの牽制技などに焦点を当てている。また、「ドレインパンチ」により試行回数を増やす理由がある。

ザシアンの「巨獣斬」も耐性のおかげで、受け止めて処理するムーブやウルガモスやガラルヒヒダルマに一貫して、水ウーラオスで止まらない試合もあった。

 

やはり、最終日に育成した影響が大きく、何事も準備して置けば、彼も活躍しただろう。そこだけは、悔やまれるが、良い思い出は残せた!

スカーフ枠は、他にも「ロックブラスト型テラキオン」「ズガドーン」「ガラルサンダー」なども使っていたが、見解違いで終わった。

 

【最後に】

ここまで、閲覧感謝します。伝説環境ルールは、「おおよそ決まったポケモンが居る」ので対策をし易い方だったと思います。その中で、サイクルを回し続けると負けに繋がるので、居座りヤンキー的な立ち回りをする。これも、必要かなと思います。

次回のシーズンも、これを基軸に煮詰めれば、結果になるでしょう。

皆さんも、DM環境ルールが厳しいと思いますが、この構築で少しばかりレンタルしてみては如何でしょうか?使用感をシェアして貰えれば、対応すると思います。